15日午前5時25分頃、札幌市東区北21東10の5階建てマンション「シティパル明園公園」で、住民の女性が「天井から灯油が漏れている」と119番した。

 札幌市消防局と札幌東署によると、5階に設置された灯油用の中継タンクから灯油約2000リットルが流出。約20世帯の住民が一時、近くの中学校や知人宅に避難した。

 同署などによると、このタンクは、地下の灯油タンクから灯油をくみ上げ、各世帯に供給するためのもの。タンク底部の配管が外れていたため、灯油がエレベーターや廊下などに流れた。

 消防隊員らが約6時間かけて、ポンプで灯油をくみ取ったり、マットを敷いて吸い取ったりして、灯油の除去作業にあたった。同署では、老朽化などの可能性を視野に入れ、配管が外れた原因を調べる。
読売新聞 10月15日(土)15時31分配信

http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20111015-00000596-yom-soci

 横浜市港北区のマンション屋上に堆積した土砂から民間分析機関の測定で放射性物質のストロンチウムが検出された問題で、横浜市は14日、同区内の2か所で採取した堆積物から、1キロ・グラム当たり59ベクレルと129ベクレルのストロンチウムを検出したと発表した。

 同市は、東京電力福島第一原発の事故によるものとみている。同原発の100キロ圏外でストロンチウムの検出を自治体が確認したのは初めて。

 同市は今後、国に検査結果を伝えるとともに、100キロ圏外でもストロンチウムの測定を行うよう求めていく。

 同市は、同マンションと、その近くで高い値の放射性セシウムが検出されていた地点の計3か所で測定。マンションについては、住民の同意が得られていないとして、値を公表しなかった。今回の検査は、半減期約30年のストロンチウム90と半減期約50日の同89を分けずに行ったため数値は合計。
読売新聞 10月14日(金)21時37分配信

http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20111014-00001201-yom-soci

■震災より大きい?「2015年問題」

 高層マンションの5階と低層マンションの5階のどちらを買うかと言われれば、私なら迷わず前者を選択します。理由は、高層マンションの低層階は震災前のトレンドと震災後のトレンド、双方を押さえた物件だからです。

 順を追って説明しましょう。震災前、住宅情報誌には必ずと言っていいほど「購入するなら売りやすい・貸しやすい物件を」といった文句が並んでいました。想定賃料をもとに物件利回りを計算し、はじき出された収益性の高さが最重要視されていたのです。タワーマンションが人気を集めたのも、収益性がほかの物件に比べて高くなりやすかったからです。都心に近いことや充実した付帯施設、コンシェルジュサービスなどがタワーマンションの資産価値をさらに高めていました。
 それが震災後、「資産価値」より「血縁」を重視する傾向が強くなりました。読売広告社 都市生活研究所の調査(2011年4月発表)によると、今後積極的に購入を検討したいマンションの立地として、「勤務先や子供の学校に近いエリア」が64.7%、「実家や親族宅に近いエリア」が60.7%と、ともに高い回答率を得ました。
 人気を誇ったタワーマンションも、地震が起きた場合に高層階の揺れが中低層のマンションより大きいこと、また、停電になるとエレベーターや水道が使えなくなって「マンション難民」になるという点がデメリットとして意識されるようになりました。

 しかし、そうはいってもタワーマンションの優位性は変わりません。いまでは「タワーマンション」という言葉そのものが一つのブランドとして定着しているからです。不動産業界では、2015年の5060万世帯をピークに日本の世帯数が減少するという「2015年問題」が新たな難題として挙がっています。一方で住宅数はすでに5700万戸と推計されており、今後需給バランスの崩壊によって特徴のない物件の資産価値は下がることが容易に想像されます。その点で、タワーマンションの持つ付加価値とその収益性の高さは、中低層マンションに比べて優位性を有しています。

 不動産市場全体を見ても、首都圏の新築マンション契約数は震災のあった3月もそれほど大きくは落ちていません。たとえば、「プラウド大井ゼームス坂」「アリュール横濱星川」などは地震後の3~5月に完売しています。市場のセンチメント(雰囲気、心理)は弱含んでいないのです。これは住宅減税などの充実した政策や低位安定する住宅ローン金利が下支えしているのに加え、日本人特有の持ち家志向が揺らいでいない証左といえます。

 そこで冒頭に戻りますが、私がタワーマンションの低層階を選択する理由は、収益性を確保しつつ、災害時のリスクヘッジもできるからです。10階くらいまでならば、万一被災してもその影響をさほど受けずにすむ。しかも高層階や中層階に比べて費用も抑えられます(図参照)。いままでタワーマンションは(1)高層階、(2)低層階、(3)中層階の順番で売れていましたが、今後は(1)低層階、(2)高層階、(3)中層階の順に変わるのではないかと思っています。「眺望重視」から「安全重視」へと、震災を機に購入者の意識が変化しているためです。

 私が不動産購入にあたってよく言っているのは、時代の流れを読み、それに乗ったほうがいいということです。首都圏でのマンション購入においては、タワーマンションこそ定番かつ合理性のある物件です。マンション選びで失敗したくなければ、いま何がトレンドかを踏まえて選ぶことが重要です。

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マンション事業コンサルタント
平賀功一
1967年生まれ。住宅販売会社でマンション販売を手がけ、99年マンション事業コンサルタントとして独立。
プレジデント 10月13日(木)10時30分配信

http://zasshi.news.yahoo.co.jp/article?a=20111013-00000001-president-bus_all